
精米技術でニーズに合った商品づくり〜分搗米(ぶづきまい)と無洗米〜
玄米から9%の米を除去したものが精米ですが、実はその9%部分に多くの栄養が詰まっています。そのため近年は、栄養価が高い玄米食をされる方も増えていますが、玄米はボンボンした食感や特有の香りがあり、消化もしづらいため、玄米と精米の中間にあたる分搗米や胚芽精米が注目されています。
分搗米は、栄養を残しながらも、食べやすくするために米糠を9%除去せず、そのうちの3割、5割、7割などで止め、胚芽や糠の一部を残します。詳しくは下図をご覧ください。また、胚芽米とは、米糠のうちの栄養価が高い胚芽だけを残した精米で特別な精米機で加工されます。
逆に、米糠をしっかり取り切り、洗わずに炊ける米にしたものが無洗米です。無洗米の製造には3つの方式があります。水を使わずに、米糠をきれいに削り取る乾式無洗米。米を一度洗って、乾かす湿式無洗米。もう一つが、粘着性のある物質(米糠など)で糠を取る方式です。無洗米は洗う手間が省けるため人気が高まっています。
このように精米技術と機械を駆使して、“栄養価が高い”食べやすい”“炊飯しやすい”といった消費者のニーズに合ったお米の商品化がなされています。



